猫背とストレートネック

カイロプラクティック
2020.03.07

カイロプラクティックにおいて猫背は重度の問題姿勢です

街に出ると猫背の方をたくさん見かけます。猫背は見た目が悪いだけではなく、脳と全身をつなぐ神経が通った背骨のゆがみです。放置すると深刻なトラブルにつながる可能性も秘めています。

猫背とは、頭が肩より前に出て、そのズレを解消しようと肩が後方に下がった状態です。頭がたった1インチ(約2.54センチ)前に出ただけで、首の後ろから肩にかけての筋肉の負荷は2倍に増えます。これでは首や肩がガチガチになっても仕方がありません。

猫背になると腰にも負荷がかかります。背筋のカーブが乱れることで、上半身を腰のあたりの筋肉で支えることになるからです。さらに、背骨のゆがみを解消しようと骨盤もゆがみます。猫背はサブラクセーション タイプ2の中でも重度な問題を抱えた姿勢といえます。

 

猫背に多いストレートネック

背骨の頚椎部分に本来あるべきカーブが失われて状態をストレートネックといいます。
ゆがんだ頚椎が神経を圧迫。頭部の重さを分散できず、筋肉にも大きな負荷が加わります。

理想的な頚椎のX線写真と断面

頭部の重さを分散するカーブがしっかり見て取れます。脊髄神経も圧迫されていません。